禁煙外来|茨木市の内科・呼吸器専門外来・循環器内科・アレルギー科「いしが城谷クリニック」

禁煙外来

禁煙で受診される方へ

診療時間

9:00~12:00/17:00~19:00 火・木・金
9:00~12:00 月・土
初診時は診療終了時間の1時間前までに受付を済ませてください。
※現在、禁煙治療薬はニコチンパッチのみとなります。(チャンピックスは発売中止中です。)

予約は必要ありません。健康保険が適応されますので保険証をお持ちください。 注:未成年者の禁煙指導については、保険の適用ができない場合があります。詳しくはお問い合わせください。

ぜひ、禁煙にチャレンジしてみませんか。心を込めてサポートいたします。また、禁煙がうまく持続できなかった方や途中で断念してしまった方、「やっぱり・・たばこやめたい・・」と思っているなら、思い立ったが吉日です。再チャレンジしてみませんか。最後までサポートさせていただきますのでぜひご来院ください。

費用

★全額保険が適応できます。

初診料 1,700円程度
再診料 1,100円程度(処方料込)
★薬が必要な場合は、院外処方にて処方いたします。(薬代別途要・保険適応可)

禁煙治療薬

ニコチン依存症

いつでもやめられると思って吸い始めたのに、いつの間にかタバコと離れられなくなってしまうのはなぜでしょう。禁煙に挑戦しても、つい吸ってしまうのはなぜでしょう。これは、タバコの煙に含まれるニコチンが、麻薬にも劣らない強い依存症をもつからです。そのため、現在では、喫煙する習慣の本質は「ニコチン依存症」という、治療が必要な病気であるとされています。では、タバコを吸うという行為が、どのようにして「ニコチン依存症」に至るのでしょうか。
タバコを吸うと、ニコチンが数秒で脳に達し、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。ドパミンが放出されると、喫煙者は快感を味わいます。同時に、またもう一度タバコを吸いたいという欲求が生じます。その結果、次の1本を吸って再び快感を得ても、さらに次の1本が欲しくなるという悪循環に陥ります。この状態がニコチン依存症(=喫煙の習慣)です。 風邪を意思の力で治せないのと同じように、病気であるニコチン依存症を意思の力だけで治すことは難しいのです。最近では、喫煙治療が健康保険等で受けられるようになるなど、ニコチン依存症を治すための環境が整いつつあります。禁煙しようと思ったら、気軽に医師に相談してみてはいかがでしょうか。

ニコチンパッチ(貼薬)

チャンピックス(内服薬)

禁煙治療の貼り薬、ニコチンパッチについて

ニコチンパッチを貼ると、皮膚を通してニコチンが体内に吸収され、禁煙を困難にしている離脱症状を一時的に軽減することができます。
ただし、貼るだけで禁煙できるのではありません。
ニコチンパッチは、使用している間に、今までの喫煙習慣に変わる生活習慣を身につけるための補助として使用します。
ニコチンパッチには、大・中・小の3サイズがあります。
2週間毎に受診していただき、禁煙状況をお聞きしながらパッチの大きさを決めていきます。
標準的には、大を4週間、中を2週間、小を2週間、合計8週間、毎日1枚ずつ使用することで、ニコチン依存症を改善し、禁煙することができます。

禁煙治療の飲み薬、チャンピックスについて

チャンピックスとは

チャンピックスは、禁煙のための飲み薬です。タバコを吸うと、脳にあるニコチン受容体という部分にニコチンが結合して、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。
チャンピックスは、この受容体に結合することで、ニコチンの場合より少量のドパミンを放出させて、イライラなどのニコチン切れ症状を軽くします。また、ニコチンが受容体に結合するのを邪魔して、禁煙中に一服してしまったときの“おいしい”といった満足感を感じにくくすることにより、禁煙を助ける薬です。

以下の事項にご注意ください。
□ニコチン製剤(パッチやガム)との併用はしないでください。
□腎臓の病気がある場合は、お申し出ください。
□めまい、眠気などの症状があらわれることがあるため、自動車やバイクなどの運転をする方、危険を伴う機械を操作する方へのチャンピックスの処方は出来ません。
□副作用が出る場合があります。以下をお読みください。

副作用について

★最も頻度の高い副作用は吐き気です。
常用量(1mg錠を1日2回)を最初から内服すると吐き気が強く出る事が多いため、最初の1週間は常用量の1/4から1/2量を徐々に増やすという変則的な飲み方をします。この飲み方をすれば、吐き気はかなり減少します。また、食後に飲むこと、コップ1杯の水(200ml程度)で飲むことを気をつけると、更に副作用の吐き気の出現は軽減されます。

★頻度は少ないが注意すべき副作用は、精神状態の悪化です。
精神疾患の既往のある方、現在治療中の方はご相談ください。(症状を注意深く観察しながら内服する、又は治療を受けている主治医と連携をとって治療を行います。)

★最近発生した重篤な副作用として意識障害・意識喪失などが起きる事例が報告されています。
車の運転、危険な機械の操作などをされる方にはチャンピックスの処方はできませんのでご了承ください。

禁煙の実行

離脱症状とその対処法

禁煙すると、ニコチンづけになっていた体のなかから、ニコチンが抜け出すため、さまざまな離脱症状(禁断症状)がでてきます。人によって程度の差はありますが、通常3日以内にピークになり、徐々に消失します。不安なこと、辛いことがあれば、気軽に医師に相談してください。

※注意
他に薬(市販薬も含む)を使用している方や、疾患のある方、妊娠中や授乳中の方などは、必ず事前に医師にご相談ください。

禁煙の継続

喫煙再開を予防する

喫煙したくなる状況や、以前に禁煙の失敗の原因になった状況に注意し、再びたばこを吸わないための対策を考えましょう。

  • 禁煙に慣れるまで、お酒の席に参加しない
  • 仕事や対人関係のストレスを発散する場所を設ける など

また、禁煙しようと思った理由、禁煙中の努力を思い浮かべ、禁煙できた、禁煙してよかったと自信を持ちましょう。また、まわりの人に禁煙をすすめてみましょう。
もし喫煙中にたばこを吸ってしまっても、悲観したり禁煙をあきらめていけません。禁煙に成功した人の多くは、成功までに数回再チャレンジの経験をしています。

※注意
禁煙すると、体重が増加することがあります。バランスの良い食生活や運動を心がけ、過度の体重増加を予防しましょう。

禁煙を希望される方へ

禁煙外来を終了された方より、禁煙はひとりで頑張るより通院し、治療薬とドクターのアドバイスを受けることで、思った以上に楽にスムーズに禁煙を成功することができた!禁煙してよかった!との声を多くいただいています。

禁煙をあきらめたくない方はぜひご来院ください。
全力でサポートいたします。

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